この度、第17回北海道胃瘻研究会を2019年11月2日札幌コンベンションセンターにおいて開催させていただくこととなりました。17回を迎えるこの歴史ある北海道胃瘻研究会の会長を務めさせていただくことを大変栄誉に感じております。 今回のテーマは「QOLを考慮した栄養管理~PEGと経口摂取~」といたしました。QOL改善を目指した栄養管理について、皆様と一緒に考えてみたいと思います。「PEG・PTEG」、「経腸栄養」、「嚥下障害」、「NST」、「地域連携」、「在宅栄養」、「食支援」などのQOLに関わる演題を幅広く募集いたします。 また、今回は講演を2題企画させていただきました。まず、ランチョンセミナーとして医療法人社団守一会 北美原クリニック理事長の岡田晋吾先生にご講演をお願いいたしました。岡田先生は皆様ご存知のように胃瘻・栄養療法・在宅医療に造詣が深く、実践に役立つ有用なお話が聞けるものと期待しております。そして、特別講演は札幌西円山病院 歯科診療部長の藤本篤士先生にお願いいたしました。PEGの栄養管理においても経口摂取に関する知識はQOLに関わりますので大変重要となります。再度深く掘り下げて皆様と勉強したいと考えております。 一般演題、講演に加え、胃瘻造設器具・カテーテル類や栄養剤・口腔ケア用品の製品展示を関連企業の皆様にお願いしております。特に2019年12月には経腸栄養分野の小口径コネクタ製品の相互接続防止を目的とした国際規格ISO 80369-3に準拠した製品への切替えがはじまります。新規格品の展示も予定しておりますので、是非皆様には手に取って確認していただければと考えております。 患者さん・ご家族のQOL向上のために、是非多くのメディカルスタッフの皆様の参加を心よりお待ちしております。 |